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脂肪の蓄積を抑える方法

2021年08月27日

皆さま、こんにちは。

Personal gym‰(パーソナルジム パーミル)の村上です。

 

太ってしまわないように(血液中の中性脂肪を減らすために)、食事で摂る脂肪の量を減らすことを心がける人も多いかと思います。

ですが、食事による脂肪を減らしても中性脂肪値がなかなか下がらないという人も少なくありません。

理由としては、中性脂肪値に大きく影響しているのは、食事で摂る糖質のボリューム(量)が影響しているからです。

油っこいものや、高カロリーな食べ物を控え目にしていても、1食で摂る糖質の量が多いと、中性脂肪がなかなか下がらない(減らない)ということに繋がります。

中性脂肪は、食事で摂った糖質のうちエネルギーとして使われなかったものを材料にして、肝臓で多くの量が合成されます。

また、毎日アルコールを飲む習慣がある方は、アルコールの摂取によっても肝臓内での中性脂肪の合成が促進されます。

さらに肥満の人は、脂肪細胞内で分解された中性脂肪が血液中に多く放出されるので、中性脂肪値が高まりやすい傾向にあります。



1食で摂る糖質の量が多いと、血糖値が急上昇されやすくなります。

血糖値が上昇すると、それに応じて膵臓のランゲルハンス島からホルモンのインスリンが分泌されるのですが、このインスリンによって肝臓での中性脂肪の合成が促進され、血液中の中性脂肪が脂肪細胞に多く蓄積されるので、血糖値を低く抑えることはダイエットにも重要なことになります。

血糖値を安定させるために、食事と一緒に摂るべきものとして水溶性食物繊維がを毎食摂ることが効果的です。

そして、腸内環境が整っていることはダイエットにも大きくプラス要素ですので、不溶性食物繊維も大切です。

水溶性食物繊維は胃の中でゲル状になり、粘性が高いこともあり、一緒に食べた糖質をゆっくりと消化させる働きをします。また、ゆっくりと小腸に運ばれるので、血糖値が急上昇しにくく、インスリンの分泌量も低下するようになります。

 

毎食、水溶性食物繊維を食べることは、脂肪合成を抑えることはできるのですが、かといって、糖質を多く摂っても大丈夫というわけではないので、糖質量の調整は必要です。

糖質を多く摂りすぎると、水溶性食物繊維の能力を超えてしまい、血糖値は上昇してしまいます。

 

脂肪の合成だけを考えた場合、ブドウ糖が含まれる糖質であるご飯やパン、麺類を食べないようにするでもよいかもしれません。

ですが、ブドウ糖は消化されやすく、すぐにエネルギーになるので、活動や脳には欠かせないエネルギー源であることは、覚えておきましょう。

太りやすい方や、ダイエット中の方は糖質を食べないのではなく、減らす、調整する、このように考えていきましょう。

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