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なぜタンパク質を推奨しているのか
2023年10月05日
皆さま、こんにちは!
Personal gym‰(パーソナルジム パーミル)のせいです。
ダイエットをしている人や、ダイエットしなきゃ!という時に、
よく『基礎代謝』という言葉を聞くかと思います。
基礎代謝とは、体温を維持したり、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを言います。
生きているだけで消費されるエネルギーで、私たちが1日に消費するエネルギーのうち、
60%〜70%と大きな割合を占めています。
脂肪を減らすには、エネルギー消費量が大事なので、基礎代謝が注目されるわけです。
そして、身体を動かしたときに使われるエネルギー量の活動代謝(活動誘発体熱産生)は20%〜30%ほどを占め、残りの約10%は、食事誘発体熱産生(DIT)といって、食事をしたことによって使われるエネルギー量が使われます。
つまり、1日の全ての消費エネルギー(カロリー)は、基礎代謝+生活活動代謝+食事誘発性熱産生(DIT) この3つのことをいいます。
食事誘発性熱産生(DIT)の割合が10%なのは、
パーセントで考えるとあまりお得感ないかもって思うかもしれませんが、
食事は毎日、基本的には1日3回の食事をしますよね。
1日に1,800kcalを摂取したとすると、10%は180kcalなので、一食分は60kcalになりますね。
体脂肪1kgは7,200kcalに相当するので、朝食を食べないという習慣の人だと4ヶ月(120日間)で1kgの体脂肪が蓄積されていくことになります。
毎朝、朝食を抜いてその分を昼食と夕食で食べた場合は、
4か月ごとに1kgずつ増えていくことになるので、1年では3kgも体脂肪が増える計算となります。
そして、その影響にプラスして、ブドウ糖が不足すると更にエネルギーが低下します。
食品の糖質に含まれるブドウ糖はエネルギーになりやすく、
ブドウ糖が入ってくることによって筋肉細胞での脂肪の分解も進むようになり、脳の機能も高まります。
脳は1日に必要なエネルギー量の30%ほどを占めるので、ブドウ糖が不足すると全身の機能も低下します。
この代謝の低下分なども加えると、低下するエネルギー量は3倍にもなると推測されています。
このように、食事を抜いたり(欠食する)、極端に糖質を抜くような食事は、代謝の低下を招いてしまうのでダイエットの妨げとなります。
毎食、バランスよく食事をするだけで、何キロカロリーか消費してくれるのですから『チリも積もれば・・』という言葉があるように、意識して心がけていきましょう。
特に、毎食タンパク質はしっかり摂ることが大切です。
食事誘発性熱産生(DIT)として消費されるエネルギーは栄養素によって違いがあり、
たんぱく質で約30%、脂質で約4%、炭水化物で約5%とされています。
圧倒的にタンパク質が高く、その差は大きいですよね。
このように、タンパク質の食事誘発性熱産生(DIT)が1番高いため、高タンパクな食事がおすすめです。
また、よく噛んで食べることでDITは高くなるとも言われています。
咀嚼することは、食べ過ぎ防止にもつながりますので、ゆっくりよく噛んでの食事を心がけていきたいですね。
これからどんどん気温が下がり、寒い季節が近づいてきます。
日頃から身体が温まる食物を摂ることを意識し、エネルギー代謝を高めましょう!
それではまた次回のブログで!
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