[まずは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違いと魅力をご紹介します!]
-水溶性食物繊維-
水溶性食物繊維は、水に溶けるとゼリー状になるのが特徴です。
水溶性食物繊維ですが、想像するようにドロドロやぬるぬるなど粘りのあるもので、水分を保持する力が強いです!
この特徴が、小腸での他の栄養素が吸収される速度を緩やかにして、食後に血糖値が急に上がるのを防ぐことにつながっています!
また、脂質の一つであるコレステロールなどを吸着して体の外に食物繊維と一緒に便として排出することで、血液の中のコレステロールが増えるのも防いでくれます!
ナトリウムを体外に出す効果もあるため、高血圧を予防する効果もあるといわれています!
-不溶性食物繊維-
一方で、水に溶けない不溶性食物繊維は、植物性の食品に多く含まれています!
水溶性食物繊維と異なり、パサパサ・ざらざらとした食感などを持っている食べ物が多いです。
食物繊維のうち、よく摂取されているのが不溶性食物繊維の方です!
不溶性食物繊維は、胃や腸のなかで水分をたくさん吸収します。
それによって便の体積が増えて、大腸の刺激になり、排便が促されることになります!
さらに便に有害物質をぴったりと吸着させて、便と一緒に体外へ出すため、大腸がんなどのリスクを減らすともいわれています!
また水溶性食物繊維と同じく、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える特徴もあります!
このように食物繊維は水溶性と不溶性があり、それぞれ違った特徴があり、思った以上にいろいろな効果があります!
[低糖質で水溶性・不溶性食物繊維が両方豊富な代表的な2つの食材をご紹介!]
食物繊維の摂取目安は男性なら20g、女性なら18gになります!
1(水溶性):2(不溶性)の割合で摂取しましょう!
①納豆
納豆の水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維の量を見てみましょう!
糸引き納豆1パック(50g)あたり、水溶性食物繊維は1.2g、不溶性食物繊維は2.2g。
ひきわり納豆1パック(50g)あたり、水溶性食物繊維は1.0g、不溶性食物繊維は2.0g。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれていることがわかります!
では、ほかの豆類と比較してみましょう。
ゆで大豆は水溶性食物繊維1.1g、不溶性食物繊維3.2g。
茹でえんどう豆は水溶性食物繊維0.3g、不溶性食物繊維3.6g。
不溶性食物繊維に偏っていて水溶性食物繊維は少ないですよね。
一般的に豆類に含まれる食物繊維の多くは不溶性と言われていますが、納豆はどちらの食物繊維も効率よく補うことができるのです。
②アボカド
アボカド(100g)あたり、水溶性食物繊維は1.7g、不溶性食物繊維は3.6g。
不溶性食物繊維はさることながら、水溶性食物繊維も豊富に含んでますね!
アボカドは『世界一栄養価の高い果物』としてギネスにも認定されており、ビタミンE(若返りのビタミンとも呼ばれる)を始めとする豊富な栄養素と食物繊維が含まれています。
さらに、エネルギー代謝を助ける働きがある言われるのが栄養素がビタミンB群なのですが、アボカドは果物の中でもトップクラスのビタミンB群を含んでいます。!
特に注目したいのが、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6 の3つです!
・ビタミンB1 (運動後の疲れや、集中力不足に効果的)
・ビタミンB2 (ストレスに効果的で、生活習慣病の予防にもよいとされる)
・ビタミンB6 (倦怠感に効果的。炎症を抑える効果もある)
これらのビタミンは水溶性でもあるため、調理を必要とせず、そのまま手軽に美味しく食べられるアボカドは、まさに食物繊維の神様!!
-まとめ-
今回は食物繊維について解説しました!
食物繊維は便の調子を整えたり、体を健康に保つのに必要な栄養素になってきます!
しっかりと食物繊維の力を理解して一緒にボディメイクしていきましょう!
パーソナルジムパーミルが気になった方はホームページの問い合わせフォームから
よろしくお願いいたします!
それではまた次回のブログで!